このページでは、本ツールの「SEO分析画面」の機能と使い方についてご案内します。
SEO分析画面では、Google Search Console(GSC)と連携することで、検索順位・表示回数・クリック率・掲載位置などの主要なSEO指標を一覧で可視化できます。
複雑な操作なしで、自社サイトの検索パフォーマンスを定量的に把握し、改善点の発見や施策の優先順位付けに活用できます。
※この機能を利用するには、あらかじめ Google Search Console に登録済みの Google アカウントでログインし、連携(同期)設定を完了しておく必要があります。
未連携の状態では、SEOデータは表示されませんのでご注意ください。
🔐 ❶ Google認証の実施
note連携機能を使用するには、Google Search Console(GSC)との認証が必要です。
SEO分析画面にアクセスすると、認証が未完了のアカウントでは、認証を促す画面が表示されます。
Google認証の手順は以下の通りです:
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「Google認証」ボタンをクリックします
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ダッシュボードに戻るので、ダッシュボード右下、「Google連携」からGSCに接続されているGoogleアカウントでログインします
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認証が成功すると、「認証済み」のマークが表示されます
認証が完了すると、SEO分析機能が使用可能になり、登録サイトの一覧取得やSEOデータの確認ができるようになります。
🌍 ❷ 登録サイトの管理・選択
Google認証が完了すると、GSCに登録済みのサイト(プロパティ)一覧が表示されます。
この中から、SEO分析の対象となる アクティブサイト を選択します。
🔹 選択手順
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プルダウンメニューから、分析対象とするサイトを選択
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選択されたサイトには 「アクティブ」マーク が表示
👉 SEOダッシュボードや詳細分析画面には、ここで選択したアクティブサイトのデータが表示されます。
それぞれの画面の具体的な見方や活用方法については、以下の記事をご参照ください:
⚠️ 注意事項
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表示されるのは、あなたのGoogleアカウントで GSCに登録済み、かつ 「所有者権限(siteOwner)」を持っているサイト のみ
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他人のアカウントで管理されているサイトは表示されません
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「非アクティブ」状態のサイトは、データ分析の対象外です
💡 補足
「サイト一覧を更新」ボタンを押すと、GSCに追加された最新のサイト情報を取得できます。
📊 分析データサマリーについて
このセクションでは、Google Search Console のデータをもとに、指定期間の主要なSEO指標を自動集計・可視化しています。サイトのパフォーマンスをひと目で把握できます。
✅ 表示される指標
指標名 | 説明 |
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総表示回数 | Google検索結果において、サイトのページが表示された合計回数です。高いほど露出が増えています。 |
総クリック数 | 表示された検索結果のうち、ユーザーがクリックした回数の合計です。 |
平均CTR(クリック率) | 総クリック数 ÷ 総表示回数 × 100で算出される、検索結果からのクリック率の平均値です。改善すべき重要指標の1つです。 |
平均掲載順位 | サイトが検索結果に表示された際の、平均的な順位です。数値が小さいほど上位に表示されています。 |
🧮 SEOスコア
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各クエリ(検索キーワード)ごとのクリック率・掲載順位・検索ボリュームなどをもとに、独自のアルゴリズムで算出されたSEO総合スコアです。
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点数が高いほど、検索パフォーマンスが良好であると判断されます。
※ 総クエリ数は、対象期間中にGoogle検索でサイトが表示されたキーワードの種類数です。
🔄 データ同期ボタン
「データ同期」ボタンをクリックすることで、Google Search Console から最新データを取得し、各指標を更新できます。
定期的に同期することで、常に最新のSEO状況を把握することができます。
🔄 同期履歴について
このセクションでは、過去に実行した Google Search Consoleとのデータ同期の履歴を確認できます。
各同期のステータス、期間、データ件数、実行日時を一覧で把握することができます。
✅ 表の各項目の意味
項目名 | 説明 |
---|---|
サイト | データ同期の対象となったWebサイト(またはページ)のURLです。 |
期間 | 同期対象としたデータの取得期間(例:2025-06-27~2025-07-27)です。 |
ステータス | 同期の結果です。 🟢「完了」:データの取得に成功 🔴「失敗」:取得に失敗(GSC未登録、権限不足、通信エラーなど) |
同期データ数 | 同期で取得された検索データの件数です。 例:検索キーワード×日付×ページ単位のデータ数など。 |
実行日時 | 同期処理を実行した日付と時刻です。 |
⚠️ ステータス「失敗」となる主な理由
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対象URLが Google Search Console に登録されていない
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アクセス権がない Google アカウントでログインしている
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ネットワーク通信エラー、またはGSC API制限エラー
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note.com
のように、GSC所有権を確認できないサイトを指定した場合
💡 操作のヒント
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ステータスが「失敗」と表示された場合は、対象サイトのGSC登録状況とGoogleアカウントの権限を確認してください
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同期データ数が「0件」の場合も、正しく同期されていない可能性があります
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同期結果は自動で保存され、過去の履歴を追跡・比較する用途にも使えます
✅ まとめ
本ツールでは、Google Search Console に登録されたサイトと連携することで、検索パフォーマンスの可視化やSEO改善の支援が可能です。
アクティブサイトの選択からデータ同期、指標の確認、履歴管理まで、一連の操作をシンプルかつ直感的に行えます。
ご利用の際は、以下のポイントにご注意ください:
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同期できるのは、GSCに登録済みかつ所有権が確認されたサイトに限られます
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「note.com」など共有ドメイン型サービスの一部では、GSCとの連携が制限されます
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データの正確性を保つため、定期的な同期実行をおすすめします
ぜひ本ツールを、日々のSEO改善と成果測定にお役立てください。